障害の治療

太ももの裏(ハムストリングス)の痛み

太ももの裏(大腿二頭筋:ハムストリングス)に痛みが出た場合の治療

矢作治療院では、たまに「太もも裏の痛み」で来院される中学生、高校生がいらっしゃいます。

大概の人は、肉離れまでは起こしていませんが、筋膜炎に近い状態で来院されます。激しい練習や試合での過度の負荷で筋疲労を起こしてしまったのでしょう。どんなに普段から鍛えているとはいえ、一時的に過度の負荷がかかると筋肉は悲鳴を上げてしまいます。試合ともなれば、なかなか制御がききません。

この痛みの原因が、筋疲労からくるもの(オーバーユース)と考えますよね。では、筋疲労の原因は何でしょうか?
この違いが、腕利きトレーナーと普通のトレーナーの考え方の違いです。教科書通りの解答では何も解決できないのです。

患者さんをよく観察してみると、すぐに原因となっているものが分かります。一人ひとり微妙に違うのですが、基本的に腰の捻じれ、膝の不安定性、足首の不安定性などがあることが分かります。治療は、その捻じれや不安定性を解消してやれば、太もも裏の痛みは、ウソのように消えてしまいます。さっきまで、痛くて歩くのもしんどいと言っていた患者さんが、どんな動きをしても痛みが無いと驚きの顔をしています。

治療技術や手技を書いても理解できないでしょうから、書きませんが、要するに痛みが取れれば患者さんにとってはハッピーであり、治療法など関係はないわけです。
腰に捻じれがあるというのは、そういう身体の使い方をしているわけで、それが基で左右のバランスが崩れ、筋肉の使われ方も偏るものとなるのです。だから、疲労が蓄積されやすく、また、急激な動きになるとコントロールが利かなくなるのです。これを治すのは簡単ですが、癖そのものも直さないと再発はあり得ます。日常的にや、私生活でどんな動きや姿勢をしているのかを想像して、アドバイスはしています。癖は、理解すると一瞬で直すことができるものですから。

自分でやるケアの仕方は、筋肉に炎症があるわけですから、まずは冷やしましょう。痛みのある部位にアイシングをします。20分ほど冷やして、40分ほど放置し、また20分冷やす。これを風呂に入る前までできるだけやって下さい。風呂は普通に入って構いませんが、肉離れの時は、シャワーでさっと上がるようにした方がいいでしょう。寝る前に冷湿布をして寝て下さい。程度にもよりますが、2、3日で回復するものもあれば、10日ほどかかるものもあります。

参考になれば幸いです。

矢作塾
矢作治療院 院長 矢作晋

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