スポーツ上達法

調子は伝染する 〜好調、不調はチーム内で伝染する〜

調子は伝染する

(古い記事の転載です。)

好調、不調は伝染するのです。
この意味分かりますよね。ひとりがエラーをすると、立て続けに他の選手もエラーをする。ひとりが打ち始めると他の選手もヒットが出始める。プラスでも、マイナスでも、ひとりの選手の発する気というものが強いと他の選手の気も同調するのです。これが、「調子は伝染する」ということです。
トレーナーの立場から言うと、ある試合では、誰をキーマンにし、チャンスを作らせるかを考えていました。投手が良くても、点が入らなければ勝てませんから。

巨人ファンの方には申し訳ない。
セ・リーグのクライマックスシリーズが始まりましたが、昨日の巨人vs阪神では、何を感じましたか?私はシーズン中は、ほとんどテレビを見ませんでしたので、どういう姿で、どのように動いているかは分かりませんでした。しかし、昨日は時間があったので、巨人の選手たちの動きを観察しようと見ていました。そこで、先発投手の内海投手が出てきた時に、「何や?内海~~、僕が知ってる内海とちゃうで~」と思った次第です。「何、チンピラみたいな格好しとんねん!」、「しかも、締りはないは、体も肩もカチカチやないか~」、「こんなんやったら、全然怖くないし、早い回で打たれるんちゃうか~」って独り言を言っているうちに、3点も取られてしまった。
つまり、この格好、姿を見る相手の阪神ベンチでは、試合前の投球練習で試合は決まったと感じるんです。
何がイケないのか・・・ ダボダボのユニフォーム、ベルトが見えない、ズボンの裾がユルユル・・・みっともない!私はこの姿を見て、「チンピラ」と思ったわけです。内海投手は、他の選手たちの面倒を良くみるいい選手だし、好きな選手です。でも、この姿だけは・・・やはり、みっともない。強さや不動の精神を見せるには、ビシッとキマった姿を見せるべきです。「チンピラ」と言ったのは、威勢だけは強くみせるものの、まったく怖くも何ともないからです。

これが伝染するんです。野手は、どうにかしよう、助けてやろうと頑張りますが、力が入ってしまいます。

これを打破するには、ひとりが他の選手よりも強い精神(気)で引っ張ること。阿部捕手だけでなく、亀井選手や長野選手なんかも、力を抜き、見せること。
阪神の選手たちは、昨日は勝ったものの、まだ「おどおど」が見え隠れしています。勝てない相手ではないので、気を充実させて、脱力して臨むこと。

「一丸となる」というのは、みんなの気がまとまること。それには正しい姿も含まれます。

矢作治療院

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